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復活なるか


by t-mac
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お知り合い

しばらく前に、メインにしている学会でよくお会いする方からポスドク先の相談を受けた。

今の所属先からの移り先を探しているという。いきなり横道に逸れるけど、最近この手の話を直接あるいは伝え聞くことが多い。やはり研究費の奪い合いになっているんだろうか。

さて、その相談を受けた際、しばらく前に久しぶりに再開したある人物の顔が浮かんだ。ドイツから来た彼がポスドクをしていた際に、グループミーティングやジャーナルクラブでよく会い、分野が近いこともあって顔見知りだった。その後彼はポスドクを卒業し、臨床に戻っていったと聞いていたのだが、近々ラボを構えて研究を再開すると言う。

その彼の所属と、相談を受けた方の希望する分野が偶然一緒だったのだ。ということは、彼の周囲にポスドクを探している人がいるかもしれない、もしかしたら彼自身も・・・?ということで相談してみようかと思っていた。

今日たまたまとあるビッグネームのセミナーがあり、満員の会場で立って話を聞いていたのだが、帰り際に彼の姿を見かけて話しかけてみた。誰か知り合いでポスドク探している人いない?

そうしたらなんと。「僕が探しているよ」と。ということでその方のことを話し、分野も非常に近いことがわかり、「是非話してみたい」と。やった!これは好感触。自分のことのように嬉しくなってしまった。

一流の方々から見ればまだまだ、あるいはヘタレ(汗)と思われているかもしれないが、さすがに6年も同じ施設にいるとどんどん知り合いが増えてくる。途中で帰ってしまう日本人の知り合いより、そんなに親しくはないけどなんとなく顔見知り、といった知り合いが。そんな人と久しぶりに会ってそんな相談ができたり、もしくは昔の共通の知人の話をしてみたり。そんなことができるようになった自分がちょっと嬉しかったり・・・。

なんていい気分になっていたら、大学院生に「次はどんなポスドクが来ればいいと思う?」(ボスもポスドクを探しているのだ)と聞いたら、「いろいろ教えてくれる人がいいな」だって。それって、オイラじゃあ物足りないってことかあ?聞きに来れば親身になって相談に乗るけど、わざわざ首突っ込んでまで物知り顔で教えるってのは自分のスタイルじゃないんですけど---。
by tomo_macintosh | 2005-11-04 17:01 | しごと