ギャップ?
2006年 07月 11日
割と急に決まったボス宅でのパーティ。日曜の午後は「バレー」と呼ばれる、大学のあるエリアからは一山超えた、細長い盆地状の丘陵地にある高級住宅地にあるボス宅でサマーパーティ。一山を超えた瞬間にムッと来るほど気温が上がるのが分かった。
そう言えば渡米した当初、冒険心からあちこちに出掛け、バレーで気が遠くなるのではないかというくらいあ暑い思いをしたのを思い出す。あの頃はたかだか30分のドライブでも随分遠くまで来ていたような気になったものだったのだから不思議なもの。今じゃ小一時間のドライブくらい、なんてことはない。渋滞がひどくなったのもあるのだが。
自身はPIとして順調に?ステップアップ、パートナーは航空工学の一流エンジニア。そんなカップルがどんな暮らしを実現できるのか?それを目の当たりに出来る機会(笑)。ナイター設備付き完全舗装のテニスコートが庭の中心にあり、家屋との間にはジャグジーとプール。日々の暮らしで青息吐息?のポスドクにはため息も出ない(笑)。
まあ、そんなところはみじんも見せないのがこのカップルのスゴいところなんだけど、家の中は意外とシンプル、以前お邪魔した某名誉教授の超豪邸よりはぐっと家庭的な雰囲気。おっと、お宅拝見レポートを書くはずじゃなかったんだっけ。
最初にこうしてボス宅に招かれたのは忘れもしない、ラボ移籍が決まるか決まらないかという頃だった。その当時には大学院生はまだおらず、それまで頑張っていたテクニシャンのJと、その当時テクニシャンとしてラボに来た(そして今もいる)M、それに数人のお手伝いの学部生だけだった。
その頃感じたのは、ボスを中心としたアットホームな、でもやってやろうという雰囲気がみなぎった明るい感じだった。その後Jは北カリフォルニアにある大学の医学部に進学、Mはマスター兼テクニシャンからPhDコースに転籍という経緯を辿ることに。
それが大学院生が加わり始め、人数が増えるに連れ、パーティでも学生だけの集団とホスト役として忙しく動き回るボス、それ以外(笑)といった感じであまり一体感のないグループに年々なってきた感じがある。
自分はというと、学生たちと話すこともあるが、やはりそこは世代間格差?若者たちの話題について行けない、ついて行く気にもなれないこともしばしば。一緒にいればたまに口を挟んだりもするが、どうやらツッコミをいれるような感じの会話をあまり面白いものと思わないこっちの学生に対して単なるうなずき君になってしまうこともしばしば。
正直、学生たちが交わしている会話が面白いと思うことも余りない。ワールドカップネタではそこそこ盛り上がれるが、それ以外だとさっぱり。各人が思い思いの自慢話してるだけじゃん、などと思ってしまうこともしばしば(ぅ、性格悪い?)。
そんなこんなで普段は特になんということもなく接しているし、特にいがみ合ったり恨んだりすることもない代わり、何だか同じグループとしてはお互い当たり障りのない間柄の集団になりつつあるなあ、という印象を深めたパーティだった。まあ今更日本の飲み会を懐かしんでいるわけでもないが(いやそうなのかも)、こういう集団でプロジェクトを進めるにはどうすべきなのか?ちょっと考えてしまった。
今週から交換留学生としてウチのラボに滞在することになる中国からの留学生A君を行き帰り乗せていろいろと話したのだが、彼はなんと22歳!ほとんど半分じゃんよ〜(笑)当世中国の若者を間近で感じさせてもらった。中国も自分が持っているイメージとは大分内情はかけ離れてきつつある感じで話していて面白かった。意外にも医者は中国では尊敬も収入も日本や欧米ほど勝ち得ていないのだという。もう少し英語が慣れた頃にもっとゆっくり話してみたいな。
帰り道山を越えて気温が下がってホッとするとともに、自分も含めての今後を考えさせられた日曜日の夕暮れだった。それにしてもタイトルつけるのヘタやな。もうちょっと何とかならんのか>自分。こんなことだから毎回ボスに…
そう言えば渡米した当初、冒険心からあちこちに出掛け、バレーで気が遠くなるのではないかというくらいあ暑い思いをしたのを思い出す。あの頃はたかだか30分のドライブでも随分遠くまで来ていたような気になったものだったのだから不思議なもの。今じゃ小一時間のドライブくらい、なんてことはない。渋滞がひどくなったのもあるのだが。
自身はPIとして順調に?ステップアップ、パートナーは航空工学の一流エンジニア。そんなカップルがどんな暮らしを実現できるのか?それを目の当たりに出来る機会(笑)。ナイター設備付き完全舗装のテニスコートが庭の中心にあり、家屋との間にはジャグジーとプール。日々の暮らしで青息吐息?のポスドクにはため息も出ない(笑)。
まあ、そんなところはみじんも見せないのがこのカップルのスゴいところなんだけど、家の中は意外とシンプル、以前お邪魔した某名誉教授の超豪邸よりはぐっと家庭的な雰囲気。おっと、お宅拝見レポートを書くはずじゃなかったんだっけ。
最初にこうしてボス宅に招かれたのは忘れもしない、ラボ移籍が決まるか決まらないかという頃だった。その当時には大学院生はまだおらず、それまで頑張っていたテクニシャンのJと、その当時テクニシャンとしてラボに来た(そして今もいる)M、それに数人のお手伝いの学部生だけだった。
その頃感じたのは、ボスを中心としたアットホームな、でもやってやろうという雰囲気がみなぎった明るい感じだった。その後Jは北カリフォルニアにある大学の医学部に進学、Mはマスター兼テクニシャンからPhDコースに転籍という経緯を辿ることに。
それが大学院生が加わり始め、人数が増えるに連れ、パーティでも学生だけの集団とホスト役として忙しく動き回るボス、それ以外(笑)といった感じであまり一体感のないグループに年々なってきた感じがある。
自分はというと、学生たちと話すこともあるが、やはりそこは世代間格差?若者たちの話題について行けない、ついて行く気にもなれないこともしばしば。一緒にいればたまに口を挟んだりもするが、どうやらツッコミをいれるような感じの会話をあまり面白いものと思わないこっちの学生に対して単なるうなずき君になってしまうこともしばしば。
正直、学生たちが交わしている会話が面白いと思うことも余りない。ワールドカップネタではそこそこ盛り上がれるが、それ以外だとさっぱり。各人が思い思いの自慢話してるだけじゃん、などと思ってしまうこともしばしば(ぅ、性格悪い?)。
そんなこんなで普段は特になんということもなく接しているし、特にいがみ合ったり恨んだりすることもない代わり、何だか同じグループとしてはお互い当たり障りのない間柄の集団になりつつあるなあ、という印象を深めたパーティだった。まあ今更日本の飲み会を懐かしんでいるわけでもないが(いやそうなのかも)、こういう集団でプロジェクトを進めるにはどうすべきなのか?ちょっと考えてしまった。
今週から交換留学生としてウチのラボに滞在することになる中国からの留学生A君を行き帰り乗せていろいろと話したのだが、彼はなんと22歳!ほとんど半分じゃんよ〜(笑)当世中国の若者を間近で感じさせてもらった。中国も自分が持っているイメージとは大分内情はかけ離れてきつつある感じで話していて面白かった。意外にも医者は中国では尊敬も収入も日本や欧米ほど勝ち得ていないのだという。もう少し英語が慣れた頃にもっとゆっくり話してみたいな。
帰り道山を越えて気温が下がってホッとするとともに、自分も含めての今後を考えさせられた日曜日の夕暮れだった。それにしてもタイトルつけるのヘタやな。もうちょっと何とかならんのか>自分。こんなことだから毎回ボスに…
by tomo_macintosh
| 2006-07-11 17:28
| くらし