みぞうのふきょう。


by tomo_macintosh
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発表しようと思ったのに

とうとう12月になってしまった。進化バトンを受け取っていただいた方々、お忙しい中本当にありがとうございました。この方なら見てくれてやってくれるんじゃ・・・という人をtargetにしてしまい、どうもすみませんでした(笑)。少なくとも数人の人は見てくれているということを支えに、これからも細々と続けようかと思います。それに、長い間沈黙していたstayusさんも帰って来てくれたのも結構嬉しい。

さて、たまには?ダメ研究者ぶりをカミングアウトしてみよう。

アメリカ癌学会(American Association for Cancer Research)の年会が来年4月14-18日、Los Angelesダウンタウンで行われる。その発表要旨の申し込みが昨日の夕方までだった。地元で行われるということもあって、ボスはラボメンバー全員に参加を「強く勧めた」(笑)。正直あまり気乗りのしない学会そして開催場所なのだが、断固拒否るほどでもない。

そんなわけで週末から要旨を用意してオンラインで投稿すべく用意していた。原稿は以前のものに新しいデータを加えて一丁上がり(笑)。あとは著者やキーワードなど、しち面倒くさいステップを踏んでいった。

そしてこの癌学会の申し込みで最も面倒なステップのひとつであるSponser。これが問題大有りだった(笑)。ポスドクや大学院生はAssociate Memberという立場の会員になり、Active Memberと呼ばれるPIとは異なる。でなぜか発表するためにはこのSponserというものが必要であり、Associate Memberは自分で自分の発表のSponserになれる。

もうこの辺で何やそれ?という感じなのだが、自分で自分のSponserをやるだけのことなのに、よく見るとこんな条件が。「Sponserになるには会員のステイタスがGood Standingでなくてはなりません。」と書いてある。そして、Good Standingの規定とは、一週間前までに今年度の会費を納入済であること、と書いてある。な、なにー?!

そう、学会の会費なんて必要(=学会に参加する)でもなければ払わない、何度督促状が来ようが必要がなければ払わないもんね、という自分のような悪徳研究者に対する制裁が下されたのだ。学会要旨の投稿だって当日になってシコシコやっていたのだ。そんなもの、一週間でも一ヶ月でも以前にキチンとした研究者であればしておくべきだろう。

というわけで同僚たちと大騒ぎになりあれこれ調べたり電話をしたりもしたが結局投稿は諦めざるを得なかった。まあどうしても投稿したければ2月中旬が締め切りとされるLate Breakingに申し込んでも良いのだが、Late Breakingは本投稿とは違って分野別にカテゴライズされないために、知名度がないとあまり見に来てもらえない。よって発表の意義には少々疑問符を付けざるを得ない、というのがボスの見解。

それにしても、いつからこんな規定になったんでしょうかAACR様。見せしめというか嫌がらせというか、学会開催は金集めが目的ですか。学術的な意義は二の次ですかと是非聞いてみたい(負け犬の遠吠え?)。投稿時に会費納入を同時に認めるのがどうしていけないのだろう? どちらもオンラインで出来るのに。事実念のため会費をオンラインで納めさせていただいたが結局サブミットは叶わなかった。

ちなみに、唯一ちゃんと会費を払っていた同僚のポスドクも要旨の投稿は締め切り最終日。ちゃんと払っている人だってこの規定に気付くのは当日、なのだ。チョイ悪?な研究者が予めそんな規定に気付くわけがない(笑)。

そもそも、どうして要旨の投稿に金を払わなくてはいけないのだろう。学会の参加費は参加費でまた別に払わなくてはならないのに、だ。発表する人間は学会に来るだけの人間より金銭的負担をしなくてはいけないのはなぜ?

日本で癌学会に所属していたこともあったが、入会する際に偉い先生の推薦がいるのは何でなんだ!とか、所属先に学会誌が山のように届き、雑誌の購読料を引いて会費を安くしてくれれば良いのに、とかとっても身勝手なことをよく思っていたのを思い出した。ちなみに会費を踏み倒し続けたらしまいにはガンガン催促されて結局払って退会したような覚えがある(笑)。

さて、折角なのでどういうところでこの学会が行われるのか、次回以降に触れてみよう(もしかして妨害工作?笑)。
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by tomo_macintosh | 2006-12-01 18:43 | しごと