みぞうのふきょう。


by tomo_macintosh
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韓国からの留学生

プロフィールにもちらっと書きましたが、今ウチのラボには韓国の大学院生がvisiting studentとして滞在しています。元を辿れば去年の春先にサンディエゴで行われたミーティングで彼のボスであるPIに出会ったところまで遡ります。

彼のボスは出産時にコラーゲンや結合組織を軟化させるペプチドホルモンをウイルスベクターに組み込むという面白いアプローチを取っており、ミーティングで見かけた際に話しかけてみたのです。結果的にこの時自分のボスを紹介することになり、その後は女性どうしということもあってか一気に仲が良くなり、UCLAでの講演をしてもらったうえに共同研究まですることになりました。

その延長で今年の初めに大学院生が半年から一年ほどやってくる、という話があったもののしばらく音沙汰なし。来ないのかも?と思っていたら5月も後半になってしこたま忙しい時期に(笑)やって来ました。韓国で博士課程大学院の3年目あたりでしょうか、国に帰ってからもPhD取得までは数年必要、とのこと。

ちなみに韓国では軍隊経験が義務となっていますが、理工系の大学院生は優遇されているそうで、通常2年のところを1ヶ月でいいのだとか。韓国の歴史と英語の試験があるのだそうです。ちょっと不思議な試験科目ですね。彼はPhDが終わった後に行こうと思っているそうです。

今現在はコリアンタウンの彼曰く「ホームステイ」から毎日メトロバスで通っている彼ですが、今週末にUCLAの近隣に引っ越してくることになっています。コリアンタウンはUCLAから10kmほど東、ダウンタウンの手前にあるエリアで、韓国系レストランやスーパーマーケットがたくさんあって行くには楽しめるところです。

ただ残念ながら住むにはそれなりの覚悟が必要です。「ホームステイ」の主人は近隣は安全だ、と言い続けているそうですが、先日住人の一人が朝方に銀行へ行く途中でギャングのような連中につかまり、暴行を受けた上にお金も取られてしまったとか。これで彼は「ホームステイ」を諦めることにしたようです。正解だと思います(笑)

彼を見ていると過去のいろんな自分がフラッシュバックします。大学生だった遠かりし頃、ダイガクの研究室でジッケンをしていた頃。そして一気に渡米した頃。いろんな場面で過去のいろんな自分が彼にダブります。当時、限りなくつたない英語の自分に周囲がどんな思いをしていたのか、少しだけ分かった気がしました。

最近の日本のダイガクのケンキュウシツというものがどういう所か実はよく分からなかったりするのですが、彼の所属する韓国のラボも自分が覚えている昔の日本の研究室と変わらないようです。週都合3回のラボミーティング(土曜日のジャーナルクラブを含む)、年間最長バケーションは4, 5日まで、なんていう話を聞くとこっちまで胃が痛くなってきます(笑)

こっちの生活に慣れすぎて?ちょっと弛みがちだったので、彼にかこつけて頑張らなきゃな、と思っています。ウイルスに関するいろんな手技で彼らのラボから学べることも多いはずです。帰るまでに論文のネタになりそうなデータが出せるようにしてあげたいものです。なんせ感心するくらい一生懸命ですから。
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# by tomo_macintosh | 2008-06-11 11:15 | しごと
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今月はホントウにいろいろありました。公私にわたって。その締めが来週から始まる遺伝子治療学会なわけですが、今現在はそれに向かってラストスパート…ちょっと息切れ気味(笑)。以前ほど根をつめる、ということができなくなりましたねぇ。

この5月、ラボから3人の大学院生がディフェンスをしました。5年ほどの全研究成果をまとめて発表し、PhD候補、だった彼らが晴れてPhD、と呼ばれるようになります。上の写真は3人のうち最後の学生のディフェンス修了の打ち上げパーティ。3人それぞれ同様のパーティがありました。

3人それぞれなディフェンスではありましたが、それぞれ奥さんあるいは旦那さん、親や兄弟が出席したり。日本でのケースは実はよく知らないのですが、恐らくは大分様子が違うのではないかと思います。ラボのメンバーが出席するのはもちろん、彼らがそれぞれ依頼して引き受けてくれたコミティーの教授達が参加します(どのディフェンスでも1人か2人が遅れてくるのはなぜ?)。

3人のうち2人が女性だったのですが、終了間際は感極まるのか、両方とも言葉に詰まってました。きっと長かった日々がいろいろと思い出されるのでしょう。考えてみればこのような「晴れ舞台」的な場所に親兄弟がいた記憶がありません。親がいったい息子は何をやっているんだろう?と思っていた(る)のかと思うと、少々不憫な気がしました。

実は彼らがラボからの初めてのPhDコースの卒業生。実績や論文はそれぞれいろいろですが、正直とっくに終えていてもおかしくない学生もいれば、もう終わらせちゃって良いのか?と感じる学生もいます。修了させるかどうかはボスの胸先三寸、に学生の押しの強さなのかな?というのが感想です(笑)。

プリ・ポストドクトラルのフェローシップに応募する際、もちろんボスがメンターになるわけで、その申請書の講評にはメンターの適性についても言及されます。ここだけの話、これまでPhDコースの修了者がいないという点をいつも指摘されています。ラボ立ち上げの初期ならやむを得ない、で済むでしょうが、5年も6年も経っているとさすがに問題視されるのでしょうね。

3人、と書きましたが実はこれには嬉しいオマケがあって、今月は都合4人のディフェンスに出席。もう1人は実はうちのラボから追い出された学生。追い出されたのは後にも先にも彼だけです。前述の3人とスタートはそれほど違わないのでほぼ順当に卒業できたことに。過去に出会った大学院生の中では一番シンパシーを感じられた彼が無事卒業できたのにはジーンと来ました。

そもそも彼らが卒業する頃にはとっくにいなくなっていたはずの自分、彼らに負けず頑張らないといけません。
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# by tomo_macintosh | 2008-05-24 01:08

TV

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修理というより交換で戻ってきたときに開けてみた写真。

部品少なっ。基盤小さっ。配線細っ。スピーカーも小さっ。

で全く関係のなさそうなパーツがぽろっと入っていた。なんじゃこりゃ。
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# by tomo_macintosh | 2008-05-16 16:16

洗濯

渡米してからすンごく時間が経った今では何も思いませんが、渡米当時は洗濯一つとってもその違いに驚かされたものでした。こちらに来ていきなり一軒家に住むようなポスドクはなかなかいないでしょうから(特にカリフォルニア)、ほとんどのケースは集合住宅に住むことになります。アパートによっても異なりますが、各部屋に洗濯機があるケースはあまりないような気がします。

では洗濯はどこでするのか?それは洗濯機が置いてあるランドリールームでします。業務用の洗濯機と乾燥機が設置してあり、25セント硬貨を4〜5枚投入して使います。原則的に洗濯物は屋外に干しません。干したら罰せられるのかどうか知りませんが、洗濯物は乾燥機で乾かすか、縮んでしまいそうなものは部屋の中で乾かすことになります。

余談ですが、洗濯に大量の25セント硬貨が必要なため、ウチでは定期的に銀行でQuarter Barを買います。25セント硬貨が40枚ロールになって厚紙でパックになっているものです。当初は、いや最近までこのQuarter Barが通じずに苦労したものです・・・

今日何の気なしにfacebookを見ていたら、こんなロゴと共に変わった宣伝文句が書かれていました。"We offer laundry and dry cleaning with free pickup and delivery and special discounts for ucla students. Click or call xxx-xxx-xxxx."
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なな、なんと集配&宅配洗濯サービスです。
その料金システムは、
10 pounds per week (一週約4.5kgまで):$148
15 pounds per week (一週約6.8kgまで):$198
20 pounds per week (一週約9.1kgまで):$248
25 pounds per week (一週約11.3kgまで):$298
げ、高ッ、と思ったのですが、この値段はどうやら10週分らしい。
ちょっとウェブでの表示に難あり、です。この会社(笑)

クォーター(10週間)でこの値段で、使い切らなかった重量はその月以内なら次の週に回せるのだそうです(rolloverといいます)。ですから、一番安いコースで一週間あたり約15ドル。しかも洗濯物は取りに来てくれ、選択洗濯後に持ってきてくれます。詳しくは分かりませんが、どうやらたたんでもくれるようです。

この洗濯サービス、学生も知りませんでした。いつからの商売なんでしょうか。遊びや勉強に忙しくてlazyな学生にはぴったりのサービス。本当に色々な商売があるんだなあ、と感心した一幕でした。以前ラボのS君が日本で見た宅配弁当にいたく感心し、ランチデリバリーをやれば絶対当たる!商売を始めるべきだ!と力説していたことがありましたが、これに比べると今一弱い気がします。誰でも簡単に真似できるような商売はダメだ、と言うそうですから。
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# by tomo_macintosh | 2008-04-09 12:27

冗談

エイプリルフールでしたね。かつては人騒がせなでっちあげで学生を陥れたりもしましたが、最近はなかなか騙せなくなりました。ウチのラボには妖精が出没したようで、椅子や試薬の多くが逆さまに置かれていました。たぶん赤い★のある妖精です。今UCLAの大学病院で研修をしているらしい。学生は結構ウケてました。そんなに面白いかなあ。

エイプリルフールネタを思いついて記事にする余裕もなかったので某(笑)巨大IT企業がどうこのプロジェクトに取り組んだかを紹介してお茶を濁しましょう。

まずは日本のグーグル。
c0064899_12264369.jpg(クリックで拡大)


そして、こちらのgoogle。
c0064899_12273210.jpg(クリックで拡大)


この違いはお国柄なんでしょうか。基質の違いでしょうか。

ただ、日本の方はどう転んでも人に迷惑にはなりそうもないのに比べ、こっちのは本当にあったら大変なことになっちゃうはた迷惑なものになるに違いないのが気になります。こっちのビデオ投稿サイトで見かけるいたずらは結構ひどいものが多いですからね。右下のコメントもなんだか悪ッ、てなものばかり。

とはいえ実際に悪いことをした場合には容赦なく捕まり罰せられる、というのは大事なところです。なあなあで済ませてしまう、とか、これくらいは目をつぶる、という基準は時として驚くほど低いです。気をつけなくちゃ(笑)
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# by tomo_macintosh | 2008-04-02 12:13

妥協

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さて、テレビですが。

さんざん電話しまくって結局メーカーとは連絡が取れず、メッセージのみを残し、コスコにはとりあえず調査依頼、という形でその日は終わってしまいました。憤懣やるかたない気持ちが収まらず、夜になって自分なりにコスコ宛の抗議のメールを作ってみました。

・・・ヘルプ係の彼女はその後口を閉ざしたままでした。これにはショックを受けました・・・直接店舗に赴いて代わりの番号をもらいましたが結局目的は達せませんでした・・・コスコのカスタマーサービスに連絡して調べて連絡する、と言われましたがその後連絡をもらってません・・・私のコスコに対する信頼を失わせないでいただきたい。

てな感じで書いてみましたが、いかんせんピリッとしません。痛くも痒くもねぇ、みたいな感じです。そこで頼みのS君に添削してもらいました。

コスコと言えば品質と信頼性であると思っています・・・この度の体験は貴店の印象がガラリと変わるものであり、不満と失望をいだいてしまうものでした・・・カスタマーサービスがかようにひどいものであるとは驚きでした・・・販売者として消費者に対して責任を負うのは当然であり、不良品の場合には尚更です・・・ヘルプ係はまったく役に立たず・・・この状況はひどいと言わざるを得ません・・・是非この事態を改善して私の信頼を回復していただきたい。

ものすごく雑ではしょってしまっていますが、こんな感じに直されました。これをコスコに送信したのが翌日の午前中。その日はもう何もする気がせず、とはいえ、何の連絡もないまま終わってしまいました。

翌日、何の連絡もないまま。家族からのプレッシャーもあるので(泣)、しかたなく午後になってとりあえずメーカーに電話。案の定、「係の者は全員対応しています。終わり次第、お繋ぎしますのでそのままお待ち下さい。」というアナウンスが数十秒ごとに流れる、聞き飽きた留守番電話。ラボの電話はオンフック、というんでしょうか、受話器を置いたままスピーカーに音声が流せるので便利なのです。(って仕事中にやってるのバレバレですね)

溜息をつきながらミディプレップをしていると、突然おじさんの声が!「○×○×. How may I help you?」あわてふためいて電話を取り、コスコで購入したテレビが故障した旨を伝えました。聞かれたので名前を告げると、どうやら聞き覚えがある様子?で、「さんざん電話してメッセージ残したんだけど!」と震えながら(笑)言うと、静か〜に、落ち着いた声で「Oh, let me apologize...」と。滅多に謝らないと言われるアメリカ人(笑)、いざ言うとそれなりに効果あります(笑)

「コスコのレシートとシリアル番号を送って下さい。こちらで返品の申請をして返送用の手続きをします。品物が届き次第、新しい品物をお送りします。」キターーーーッって感じでした。ここまでの苦労を考えると怒っていた肩の力が抜けてしまうのが自分の弱いところ?!分かった分かった、すぐ送る!と即答して切りました。

喜び勇んで家に連絡し、新しい物と取り替えて貰える旨を告げると、冷静な妻が「返金じゃないの?」一気に冷や水です。とりあえずシリアル番号を調べてメールしてくれるように頼んで電話を切りました。試しにもう一度メーカーにかけてみると、refundは…?と聞いてみると、静かに短く「NO」と言われました。大きな声ではありませんでしたが、強い意志を感じました(笑)

結局無事にUPS(宅配)のトラッキング番号をもらうことが出来、翌日箱に戻されていたTVはドナドナされていきました。いや、売られていったわけではないから出戻り、でしょうか。このTV、同サイズの日本のブランドの6、70%程度の値段。日本では更に高くなります。そんな安物?の割にはまあまあのブツで、なかなか良い買い物、とほくそ笑んでいたらこの有様でした。後は無事新しいTVが送られてくるのを待つだけですが、さて。
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# by tomo_macintosh | 2008-03-30 16:10

到着

日本で母親の葬儀が済み、H延長の許可が下り、Hビザの面接に行き、ビザ(パスポート)が帰米ギリギリに届き、やっと帰ってきたと思いきやテレビが突然切れ、どたばたどたばたとそんなときに・・・

来ました。
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385日。一年と二十日です、申請してから。長かった。

いろいろお世話になり、ご心配下さった方々に厚い御礼と共にご報告したいと思います。

あ。そうだ。母さん、やっと貰えましたよ。随分かかったねえ。
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# by tomo_macintosh | 2008-03-29 13:32