みぞうのふきょう。


by tomo_macintosh
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これまで何となく暗示あるいはさりげなく(笑)書いていましたが、自分はインダストリー(民間)への就職を第一の選択肢に置いています。国防省のNew Investigatorのグラントが取れたら一旦アカデミア、なんて甘い夢を見たこともありましたが、キッチリ落ちて(笑)却って良かったのではないかと思います。まわりからどう思われているか分りませんが、意外と流されやすく、人の言葉に影響を受けやすいので、困難だと分っていつつもその気になってしまったかもしれないからです。

もともとポスドクをステップアップのための修行として捉えていたこともあって、始めから永住権は視野に入っていました。9/11の前はそれでも「会社が必要と思えば(ビザ・永住権を)サポートしてくれる」なんて都合のいい噂を信じようとしたりもしましたが、今となってはまずあり得ません。そもそも自分は超一流の研究者というわけではないのですから、そんなことが起こるとは考えられなかったのですが。

そんなわけで研究を頑張ってやって来たのは自分にスキルをつけるためと実績を積んで永住権を申請するためでした。今にして思えばそのような目に見えるものだけではなく、研究に対する取り組み方、ラボのマネージメント等、一朝一夕には得られない物も少なからず吸収して来たわけですが、何故だかバカ正直と言ってもイイくらいに実績を積み上げることばかり考えていました。

既に永住権は申請済みですが、実際問題どの程度実績が必要だったのかは正直分りません。論文が5本なくてはいけない、そのような明確なルールはありません。依頼する弁護士によって決まると言っても良いかもしれません。自分の場合、複数の弁護士に「ギリギリ、もう少しあった方がいい」「十分にある」「大丈夫だと思う」と言われました。もちろん、十分にある、と言われても何の保障にもなりません。

というわけで我々は外国人労働者ですから永住権申請に限らず、ビザステイタスに関しては真剣に付き合わざるを得ません。しかしこれがまた難解。移民専門の弁護士がいるのも頷けます。最新の情報を把握して、大学やボスとうまく交渉しながらいかに容易に短期間で取得するか、が肝要です。そこで、このような機会を作ってみました(笑)。ハイ、宣伝までの前振りでした。


SCSNより第8回 SCSNフォーラム のお知らせです。

来る12月8日(土)、SCSNは第8回フォーラム「ビザ・永住権最新情報」を開催します。
ビザ関連情報は日々刻々と変わっており、正確な情報を把握するのは大変困難です。SCSNでは移民法の専門弁護士、冨田有吾氏(http://tomitalaw.com/contact/contact_tomita_profile.htm)をお迎えして現在のビザ事情と今後の展望について、特に永住権取得方法を中心に解説をしていただきます。更に、最近永住権申請をした方にも体験談を話していただく予定です。

・(ポスドクで)そろそろ永住権を取得しようと考えている方
・(ポスドクや学生で)いずれは永住権を取得することを考えている方
・(PIで)ポスドクや学生の永住権取得をサポートしようと考えている方

を対象にしております。永住権を取得するには現状を把握し、早くから準備をしておくことがとても重要です。永住権取得に早すぎるということはありません。近年、アカデミア以外のHビザは完全に飽和状態であり、アメリカ国内で就職する際には永住権がほぼ必須と言っていい状態です。永住権なんて「まだまだ先の話」・「他人事」と考えず、これを機会に準備を進めてはいかがでしょう。

- Southern California Science Network (SCSN) は、南カリフォルニア(ロサンゼルス~サンディエゴ)でサイエンス・リサーチまたはビジネスに携わる日本人同士で交流するための組織/ネットワークです。(http://www.scsn.us/)
- SCSNでは講演会だけでなく参加者同士の交流も重要と考えております。是非ご参加ください。(名刺をご持参下さい)

※ 日時:2007年12月8日(土)
    1:00 PM - 4:30 PM (12:00 PM 受付開始)
※ 場所: UCI - Palo Verde Housing
      (University of California Irvineキャンパス内)
※ 行き方・地図: 参加登録された方へ別途にご案内いたします。
※ 参加費: $10
※ 参加登録:参加ご希望の方は、以下のテンプレートをご利用の上、socalscinetwork@gmail.com までお申し込み下さい。
※ 定員(40名)に達した時点で、登録を締切らせていただきます。お早めにご連絡ください。


※※※※※ 参加お申し込みテンプレート ※※※※※

タイトル:第8回 SCSNフォーラム参加希望
1)氏名
2)所属
3)講演会後の懇親会に参加する(Yes or No)
4)返信用メールアドレス(送信元と異なる場合)
5)  現在の Visa status
6)  滞米年数
7) フォーラム内で取り上げてほしいトピックス、質問など


シリコンバレーで秘かに師と仰いでいるa-potさんが知ってか知らずかパスを出して下さったような気がするのでトラックバックして記事にしてみました。自分も早くそんな一人になりたいものです。
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by tomo_macintosh | 2007-11-07 11:34 | しごと

Job Fair

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Biospace、というバイオテクインダストリーのニュースなどを扱う総合情報サイトがあります。Biospaceには求人情報も豊富に掲載されていて、インダストリーの大先輩、a-potさんにBiospaceには目を通しておいた方が良い、とアドバイスをいただいて以来、毎日のメールニュースに登録して(あまり読んでいませんが・・・)たまに求人情報なんかも眺めています。

実はつい最近ビザ関係でとっても腹立たしい出来事があったのですが、珍しく? そんな怒りがポジティブな方向へ作用して(笑)求人情報を熱心に眺めていたのです。そんな時目に飛び込んできたのがJob Fairの文字。見れば9月の末に二カ所、ここから行けそうな場所で開かれるではないですか。さあ、就職活動を始めるか、と思ったものの、どこから手をつけて良いのやら、と思っていたのも事実。だったらダメ元で練習がてら行ってみるか、となった訳です。

過去日本で制約製薬会社に勤務していたこともあるので、企業勤務経験はゼロではないのですが、大学院の教授の紹介による応募だったので、いわゆるシュウカツ経験はほぼゼロ、なのです。大手企業の研究所に一本釣り?で引き抜かれるような優秀な人材でもないので、今後イバラの道を経て何とか企業に職を得ようというわけです。ですから、どんな機会でも練習になりうるんじゃ?と思ったわけです。

ジョブフェアーが行われたのはサンディエゴのラホヤというエリアにあるホテルででした。渋滞さえなければ家から二時間程度で着きますが、家を出たのは7時半頃。LA近辺は大丈夫でしたが、途中のアーバイン近郊ではすさまじい渋滞に巻き込まれました。一人ですのでカープールも使えません。幸い、アーバインから有料道路を使って渋滞の一部は回避できましたが(4ドル50セント)。

LAのごく近郊で行われたP社のジョブフェアにも応募したのですが、残念ながら招待通知が届きませんでした。ですが、ボストンであった同社のジョブフェアに参加した友人によると、事前登録のチェックもなく、飛び込みで参加しても大丈夫だった、と言っていました。この会も、始めこそチェックしていた様に思えましたが、時間が経つにつれ、そんな様子もなく、事前登録は必須ではなかったように思います。

会場はホテルの広間の一室で、パッと見は学会等でよく見られるベンダーショー(機器展)と変わらないものでした。ただ、参加各社のブースには機器等がなくHRの人たちが立って(座って)いて応募者の相手をしている、というものでした。配布された冊子には総計24社がリストアップされていましたが、来ていたのは20社とちょっとだったようです。

参加企業はInvitrogenやBIO-RADといった我々研究者にも馴染みの深い(試薬系の)ところから、AllerganやBaxter、Eli Lilly・Biogen Idecなどの大手の(というか私でも知っている)製薬会社に加えて大小のバイオテク企業が並んでいました。全く勝手が分からなかったので、特にターゲットも絞っていない、一般向けとも言えるレジュメだけを何とか前日までに書き上げ、複数プリントアウトして持参していました。

一般向けのレジュメということは、どこの会社にでも出せるものの、どこの会社にもピッタリとは当てはまらない、焦点のぼやけたもの、とも言えるわけで、これは失敗(少なくとも良い方法ではない)だったな、とフェア終了後に思いました。つまり、10部持参して全て渡しては来たものの、恐らくは書類の山のうちの一つになるのが関の山なのではないか、ということです。

BioSpaceのページには参加予定企業がリストアップされており、そのほとんどはジョブリスティングにリンクが張られていました。どんな職種を募集しているのか、それだけは前日の夜にざっと見ていたのですが、それこそ見ただけで、いくつか訪れるつもりの会社を決めただけでした。比較的興味を引かれた数社で若干眺めに話ができた以外は、挨拶をして(笑顔笑顔、これも簡単ではありませんでした…)ざっと自己紹介をし、レジュメを渡すと、HRの人が「ウチの求人は見た? 見てない? じゃ、ウェブサイトに行ってリストをよく見て、会っていると思うものがあったらまた応募して。じゃ!」と言われて終わってしまいました。長時間話し込んでいる応募者を見ては自分の会話時間の短さにがっかりしました(笑)

今後、このようなジョブフェアに参加するかどうかはまだ分かりませんが、少なくとも人事の人たちがどういう人たちなのか、ということを知ることができただけでも良い経験でした。それに、若い人たちばかりなのかと思いきや、自分よりも年齢が上に見える人たちもたくさんいて、ちょっとばかり心強い思いもしました(笑)。ちなみに、レジュメにはビザのことも年齢のことも書いてありませんが、誰にも聞かれませんでした(そこまで関心を持ってもらえなかった?)。

というわけで就職活動としては空振りの感が大きく、帰り道の渋滞がそれはそれは辛く感じたわけですが、思いがけず同じ志を持つ日本人の仲間が見つかったことは個人的に嬉しい収穫でした。思いがけない出会いもありましたし(笑)。朝会場に着いたら知っている顔の人が並んでいたんです。驚きましたね(笑)。

他には、ある一社の品質管理の方が訪問後に話しかけてくれ、日本のバイオテク産業について聞かれました。話を聞いてみると、奥さんが日本人だとかで、将来日本に住むことも検討されているとか。日本で職を探すのは難しいですよ〜、と脅して差し上げました(笑)。あまり幸先のいいスタートではありませんでしたが、何はともあれ、大変そうだぞ、と身に沁みただけでも良い経験だったと言うべきかもしれません。
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by tomo_macintosh | 2007-10-02 15:42
知り合いのポスドク(非日本人)はポスドクを始めてまだ3年ほど。干支で言うところの一回り以上年下のまだ若いポスドクです。五大湖沿岸の州立大学でPhDを取得したのが24、5? 詳しくは知りませんが飛び級のような制度でここまで駆け足でやってきた経緯があります。

最初に得たポスドクのポジションは入ってみてわかったそうですがかなりひどいワンマン経営のラボで、一年以上在籍する人がまれという非常に回転の速い所だったそうです。彼女もご多分に漏れずそこを飛び出し、今のラボに移りました。それが約一年半前のこと。

仕事ぶりはとても熱心で、後進の指導も熱心にしているようです。彼女を見ているとこちらの教育の良い面を見る気がします。何につけても(過剰でなく十分な)自信を持っていろいろと仕事をしているのです。(敢えて日本人とは言いません)自分はそういう点が過信にならないようにしているのですが、それが気を遣いすぎているのではないかと思えるほど自信満々です。

まあ時として他人の会話に横から割り込んできたりするのでそんな時は(自分は)非常に疎ましく感じるのですが、学生らの様子を見ているとそうでもないようで、それも結構驚きでした。何と言うのでしょう、自分の知っている知識は必要な場面では惜しむことなく出し切る、そういった感じでしょうか。

そんな彼女はポスドクから独立するためのNIHのグラントを得ており、早くも独立するための準備を始めた様子。その素早さには、コツコツ実績を作ってきてGCを待ちわびるしがないおじさんポスドクはただただ驚くばかりです(笑)。しかしどうやらそうすんなり全ては運ばないようで、彼女のボスがそのスピード出世にいい顔をしないのだとか。

ボスの言い分を考えるに、もう少しポスドクで実績を残す=論文を出してからステップアップした方が良い、と考えているようです。これまで数報は出していますが、確かに人並み外れて多い、わけでは全くありません。人柄は問題ないボスですから、これまでの経験や現状をある程度ふまえてのことでしょうが、それでも彼女は納得できない様子。

ボスの立場に立つと、同じ分野でやっていくにしても彼女はもう少しオリジナリティが自分で見えてくる所まで行った方がいい気がするし、それぞれの実験の生物学的な背景をもう少し深く捉えた方がいいのでは、というのがすんげー勝手な私の印象。あと、自信を持っているのは良いことだけど、他人の話を積極的に聞く姿勢も欲しいところ。人の話を聞かずに自分の話で遮るのはやはり褒められたことではないでしょう。独立したら各方面でのコラボレーションは不可欠。となると相互のコミュニケーションは欠かせません。

逆に彼女側に立つと、ここまでポスドクとして不足のないパフォーマンスを示しているし、論文も掲載ジャーナルも決して悪いものではない。近いうちに投稿できそうなプロジェクトも複数ある。それを今のうちから準備してポジションを目指してはいけない理由は何? メンターとしては教え子がステップアップしようとしているのは(それを否定する具体的な理由がないのであれば)積極的にサポートすべきではないのか?

ということで、凹んでいる彼女にはどう言ってあげるべきでしょう? きっと理由があるはずなので、彼女のボスにははっきり理由を言ってあげて欲しいと思うのですが。
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by tomo_macintosh | 2007-08-09 17:22
今週の火曜日、ある人がラボと施設の見学にやって来ました。彼はある日本の大学の博士課程の学生さんなのですが、こちらでの学会に参加するついでに10日のエントリで触れたSCSNのセミナーにも出席してくれたのです。ヘッドオーガナイザーからその話を聞いたときには驚きました。(ちなみに研究留学ネットのclassifiedのコーナーで知ったとのこと。恐るべし研究留学ネット!)

てっきりそれだけかと思っていたら、こちらに来る前に既に北カリフォルニアでa-potさんやTさんにも既に会っていて、有名バイオテク企業の見学までしてきたとのこと。いやはや、恐れ入りました。*そんな優秀な学生さんですが、実は自分とけっこう似たような境遇の経験者であることが判明。大学院を出た後に企業に勤務。ごく真面目に(?)勤めるわけですが、結果的に会社の体質が肌に合わず、飛び出してしまい、今に至ります。(*からここまで、小林麻耶チャン風に)

それにしても将来のポスドク先を頭に入れつつ、着々と準備をし、具体的に見て回るあたり、実に周到な準備で頭が下がります。慣れないアメリカでしょうに、レンタカーで一人で行動してしまう度胸にもビックリです。泣く子も怒り出すフリーウェイ405の地獄の渋滞までは読めずに30分遅刻してきたのはご愛敬です(笑)。

前々回の話にも繋がりますが、一人一人が努力をするのは当たり前。どんな人だってその人なりの努力は常日頃しているはずです。将来に向けての準備をその努力と共に積み重ねられる人だけが成功者となれるのでしょうか。この前の講演でもO先生が言っていました。天才とは、周到に準備を積み重ねた結果である、と。

自分のいけないところだなあと思うのですが、時としてあまり有用と思えない実験を惰性でしてしまうことがあります。後になっても結局そのデータは活かされないとか、かといって条件設定のデータにもならなかったりします。そういうことをきちんと見極めて事前に判断を的確にこなしていかなければならないのでしょう。「ポスドク」になってもう何年も経ちますが、ポスドク前の学生さんからいろんなことを学びました。
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by tomo_macintosh | 2007-07-13 02:39 | しごと
空白が十日以上あるからといってそんなに長く休んでいたわけではありません。休暇は三泊のみ、帰路での5時間超の長距離ドライブに疲れ果てて起き上がれず休んでしまったら翌日は独立記念日、というわけで図らずも?!連休に雪崩れ込んではしまいましたが(笑)。

そんな不抜けた週になってしまったわけですが、土曜日にはお久しぶりSCSN交流会がありました。この会は南カリフォルニアでサイエンスに関わる人々のネットワーキングを目的として開かれていて、自分は設立からその経緯に関わっています。

とはいえ、使命感に燃えて立ち上がった、などというものではなく、知り合いが立ち上げるというのでそれに賛同してお手伝いした、というのが発端です。ここをご覧になっている方はほぼいないと思っていますが、渡米当初から数年後までの自分を知る人ならば、そんなことおまえが?と目を丸くされることでしょう。

ブログを通じて知り合いになった赤間さんはSCSNの先輩格の団体、JBC の運営に携わっておられますが、以前お会いした際に“趣味”であると言っておられました。まだその域には達していませんが、自分でもよく分かりませんが、楽しめるようになってきた気もします。

今回が7回目になるわけですが、UCLAとBurnham Instituteから日本人PIをお迎えし、アカデミアでの独立について話していただきました。

内容については特にここには書きませんが、やはり痛感したのは強烈な個性の持ち主でないと生き残るPIにはなれない、ということです。講師としてお迎えしたお二人が個性の強い方々だった、というわけでもあるんですが(笑)、日々をただ目の前の実験やプロジェクトばかりを追いかけているだけではPIのポジションが転がり込むはずもなく、確固としたビジョンがあってこそのポジションゲット、だと改めて思わされました。

当たり前だと思われるでしょうか。そういう方は近いうちにポジションが取れるのではないでしょうか。保証はしませんが(笑)。

ネットワーキングの会、といいつつオーガナイザーのくせにシャイなので(笑)なかなかいろいろな人と交流できないうちに毎回片付けに突入してしまう自分なのですが、それでも土曜日は思いも寄らぬところから来てくださった方々と話したり、参加者が楽しそうに交流している様子を見て嬉しく思ったのでした。思わぬところで思わぬ趣味の人も見つかったし(笑) 8月にはそんなJBCとジョイントフォーラムを開きます。是非御参加下さい(申し込みはsocalscinetwork@gmail.comまで)。
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by tomo_macintosh | 2007-07-10 15:20 | しゅみ
ClustrMaps、なかのひと.jp を見ていると本当にいろいろなところからアクセスがあるのが分かります。今更ながら、こんな駄文にお付き合い下さりありがとうございます。

さて、週末は2週続けてピザ焼きに挑戦。大の御贔屓、Trader Joe'sで一つたったの99セントで売っている(ここによると5年前から据え置き!)ピザの生地を買ってきて平たく伸ばして具を乗せて焼くだけだけなんだけどこれまで二度ほど挑戦して広げるの+その他に失敗してきたのでリベンジしました。

二回失敗してようやく下調べをし、ただただ闇雲に伸ばそうとしても無理だということを改めて学習。十分に小麦粉を使って張り付かないようにすることと、少しでも平らにしたらあとは両拳に乗せてクルクルと回しながら周辺部が自重+少々の遠心力で自然に下がっていくのを利用して伸ばしていきました。残念ながら形はキレイな円にならなかったのでまだまだでしたが、とりあえずの目標とした30cm近くまでは広げられたのでOK。後はどうやったらキレイな円になるんだろう? ひたすら修行、でしょうか。放り投げるなんてとてもじゃないけど出来ません(笑)。

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今回はパイナップル缶とハムでハワイアン。・・・って日本にもあるんだろうか?

この土曜日、以前子供のサッカーチームの知り合いにあったファストフード店で、今度は古い知り合いの中国人ポスドクにばったり。もう数年近く前になってしまうけど、昼食時に話しかけられて以来、時々話していた間柄。彼にとっては同じ名前の知り合いが近所に二人いることが分かってより印象に残っているのかもしれません。

中国人ポスドクと言っても彼は日本の中部地方でポスドクをしていたこともあり、娘さんは日本生まれ。その当時その界隈には少なくない中国人がいたけれど、嘘かホントか「(同郷の)中国人よりも日本人の方が好きだ」と言い放つ変わった人でした。機会があれば是非もっといろいろ話したい、と思っていたのですが、ついぞかなうことはありませんでした。

彼が別のラボに移籍し、自分がラボの場所を移ってから会うこともほとんど無くなり、自然と忘れていたのですが偶然再会を果たしたわけです。実は彼は一年ほど前に市内の別の施設に移っていたことを聞かされてビックリ。そこには自分の知り合いもやはり一年前くらいから働いていたから。そして更にビックリ?彼と自分の知り合いも既に知り合いだというじゃないですか。世間は狭いものです。

話の中では彼曰く、NIHのグラント等に応募しつつファカルティポジションにも応募しているが、手応えがとことん無い、と。そして正直研究はもうたくさんだ、と。自分は今後企業に行くつもりだ、というと、そうか、それがいいかもね、と答えるというよりはつぶやいているようでした。きっと実際にはアカデミアに未練があるのだけどそうせざるを得ないかも、と自分を納得させようとしていたのかもしれません。

いずれにせよ、仲の良かった(と思っているだけ?)昔の知り合いとまたお近づきになれて嬉しくなりメーターもかなり上昇したのですが、いずこも・誰しも生き残るのは大変なのだなあ、と痛感させられてまたまた元の位置に戻ってしまいましたとさ。
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by tomo_macintosh | 2007-05-08 17:11 | くらし

交渉術

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サンディエゴからUCLAまで来てもらった女性研究者、もうちょっと引っ張ります。先週月曜の朝、ボスのアレンジにより同僚のポスドクMと3人で朝食がてらの雑談をしました。彼女は前日の日曜にサンディエゴからLA入りしてキャンパス近くのホテルにご宿泊。9時にロビー、のはずが10分しても現れないのでフロントに問い合わせてもらうと今行きます、とのこと。もしかしてDaylight saving timeの開始に気づいていないかも?と思ったらその通りでした。以前5年ほどアメリカにいたはずの彼女ですが、忘れていたのでしょう。今年は始まりが2週間ほど繰り上げられましたし。

さて、彼女の仕事自体、ある意味非常に近くていろいろ質問したいこともあったのですが、同僚のMと一緒に話していたのはほとんどずっとキャリアの話でした。彼女は国の大学を卒業後、アメリカでPh.D.を取得、ポスドクも経験しています。帰国は考えていなかったそうなんですが、某H大でポスドク中にJからHにビザステータスを変更する際にトラブってしまい、やむなく帰国してビザ発行を待っている間にあれよあれよという間にファカルティポジションをゲットしてしまったとのこと。

なんとも羨ましいお話しですが、ポジションゲットして1ヶ月後にHビザが下りたそうです(もちろん放棄)。とはいえ、ただボケッと待っていてオファーがあったわけではなく、おそらくは知りあいのつてでいろいろセミナーをして、その結果幸運にもそのようなオファーをゲットしたのでしょう。盛んにいろんな人との交流はとっても大事!! と言っていました。ところで彼女のラボでは新しいメンバーは旧メンバーによる面接で採用を決めるのだそうで、後で不満が出ても「あなたたちが選んだんでしょ?」と取り合わないのだとか。候補者もボスの前ではいい顔をするし、同じ目線のメンバーがインタビューした方が理にかなっている、と言っていました。確かに。ねぇボス?(笑)

自分たちのプロジェクトにとって彼女の持っている技術・材料はプラスになりこそすれ、マイナスになることは決してありません。と、いうわけでサンディエゴでのカンファレンス中にとりあえずはナンパお声掛け。で、偶然か必然か近くにいたボスを呼んで三者会談。自分としては簡単に言うと「実は自分はこういう事をしています、そちらの技術は非常に面白そうな材料なので、使わせて貰えませんか?」と行こうと思っていましたが、ボスは上手(うわて)でした。向こうの興味を引き出してそれを逆にこっちで試してあげましょうか?的なノリです。悔しいけど上手い…。

結局、先週の滞在も含めた交流で、ボスは先方といくつかの共同研究ネタを手に入れたようです。彼らの技術をそっくりそのままいただ・・・ければいいのですが、実はちょっとした技術的障壁があってそういうわけには行きません。また、それをなんとか可能に出来ないか検討することになればさらに時間がかかってしまうことは明白です。さて、どういうことになりますやら・・・。
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by tomo_macintosh | 2007-03-18 17:28 | くらし