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復活なるか


by t-mac
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ひとそれぞれとはいえど・・・

帰国してからの身の振り方、ボスとの微妙な人間関係。

makaronovさんのブログで前にこぼしてしまったけど、将来に不安を抱くのはPhDだけじゃない。当たり前か。ポジションを日本にキープして余裕で留学生活をエンジョイしている人なんてそういるわきゃないか。医局という、どっかの先生に言わせると「組」のような組織に組み込まれざるを得ないMDの方々もいろいろと考えないといけないということを改めて知って軽いショック。ともすると<帰れるところがあるじゃん>と思っちゃったりしてたし。

企業から恵まれた体制?で渡米してくる人は当然のように柵を抱えながらの渡米だし。帰国のタイミングだって会社次第だし、帰ってからも身の振り方は会社にゆだねられる。過去の経験からすると「渡米させてもらった」ことで更に縛りが増えることもあるだろう。

いろんなラボの経済状態を耳にすることは時々あるけれど、何だか自分がかなり恵まれているんじゃないかと勘違いしてしまいそうな話も聞く。毎月どれだけ使ったか逐一チェックしている(そしてそれを言いに来る)ボスとか、注文にいちいち目を光らせているボスとか。一方で成果に対するプレッシャーも忘れない(当たり前だけど)。

ボスが抱えているグラント(経済力)を把握しているポスドクなんてそうはいないのでは。将来PIになろうとしているような人には当然のようにわかるんだろうか。ボスも経済力を下に明かさない、それを把握できない、では突然解雇を言い渡されることだってあるだろう。

みんなそれぞれの状況で、成果を挙げようと一生懸命頑張っている。いい将来をつかもうと励んでいる。そう思うと最近ちょっと抜けてたような気もする自分が少し、恥ずかしくなった。
by tomo_macintosh | 2005-10-01 13:11 | しごと