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復活なるか


by t-mac
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いつになっても・・・?

6年ぶりくらいだろうか、日本語で自分の研究内容を発表した。日本人研究者の勉強会、ということで取りあえずスタートアップのお役目を仰せつかったので・・・。

日本人研究者のコミュニティの世話役を買って出て下さっている、滞米歴が自分と同じくらいの先生に頼まれたので、今後こういう会が不定期にでも続くきっかけになれば、と思ってやらせてもらった。

所属大学に限らず、この付近には複数の研究施設があり、日本からも多数の研究者がやって来ている。自分は研究者としてレベルはちっとも高くないけれど、かえってその方が勉強会として質問が出るきっかけにもなるし、突っ込みどころのある話でいいんじゃないか、なんて変な納得をしつつ望んだわけで。

日本人研究者の前で、日本語で、というと初っ端にも書いた通り6年ぶり、つまりほぼ6年前にやはり発表をしたことがある。いやいや、今思い出しても胸が痛くなるような、苦い経験だった。いや、多くは語るまい・・・(笑)

ずっと英語での発表ばかりをしてきたせいか、日本語がちっとも出てこない・・・なんてことは別になく(笑)、英語だとポイントになる事柄、強調したいポイントとなる単語を事前にきっちりインプットしておかないとあたふたしてしまうケースが往々にしてある(してたってあたふたしちゃうけど、笑)のに対し、さすが母国語、何とかごまかしつつ進めてしまった。

同業に近い方も少なからず来て下さり、その方々のバックグラウンドはある程度分かっているので良かったのだが、初対面の方も含め、その他の方々にどこまで説明すればいいのか分からずじまいで、結局無難な線で進めてしまったが、今から思うと時間を気にするよりその時々で尋ねて進めた方が良かったかも。なんせ勉強会ということで集まったのだから。

毎度毎度、英語の発表の際でもそうだが、聴衆の立場に合わせた上手な流れの話がなかなかできない。このブログだって、後から読むと、これじゃ分かってもらえんだろうなあ、というのが往々にしてある。説明不足なんですね。親にも一時期「主語は何?」とさんざん言われた覚えが(汗)。普段大学である発表だって正直どれもが素晴らしい発表、というわけではないのだけれど、上を見て精進したいじゃないですか(笑)。

WBC米国対日本戦を一緒に見に行ったKさんが昼間ふらっと実験の情報を持ってきてくれ、「今日やるんですってね〜、大変ですねー」と言って帰ったのでてっきり来ないと思っていたら突然現れてびっくり。終わった後もバッチリポイントを突かれて、、、ほんとスゴいなあ。彼の発表は毎回感心させられる。

内心期待していたほど質疑応答・討論はなかった。でもその原因は自分にもあったかもしれない。できることならばより臨床に近い立場の方から臨床を念頭に置いたコメントがもらいたかった。それを引き出せなかったのも、反省点。

何はともあれ、これをたたき台にして今後も何とか続いてくれれば幸いです。M先生、お願いしますね(笑)。お互い、古い知り合いだけどあまり良く知らない同士、今後もよろしくです。
by tomo_macintosh | 2006-03-19 17:58 | しごと