人気ブログランキング | 話題のタグを見る

復活なるか


by t-mac
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

ちょっと複雑

日本のサイトを見ているとGW、GWとやたら出ている(気がする)。いったいGWって何だっけ? と思うこと数秒。あ〜そうか、グフフ、と笑ってるのかw

しばらく前からなかのひと.jpに加えてClustrMapsを装備して地図を楽しんでいます。もともと地図を見るのは大好きなので、こういうのは見逃せない。他所様のブログで見つけてはすかさず取り入れてます。なかのひと.jpでは出身校がトップなのがなんとも嬉し恥ずかし。今現在知り合いなんていない(はずな)んですが。

ClustrMapsもなかのひと.jpではわからない、日本以外からのアクセスがぼんやりながらもわかるのがとても嬉しいです。ごくわずかですがヨーロッパからもアクセスがあるようですし、ハワイやシンガポール(?)、ニュージーランドなんかも散発的にアクセスがあるようで嬉しい限りです。目指せ、アフリカ大陸(笑)。そういえば沖縄と思われる場所からアクセスがあるようなんですが、なかのひと.jpでは表示されません。法人ではないということでしょうか。

さて、今日は大学院生の一人がPhDコースの中間地点とでもいうべきOral presentationに無事合格して、皆でお祝いに Ralphs クソ甘いケーキを食べました。まあ夕方ということもあってしばし雑談になったのですが、学生同士に加えてボスや他のポスドクが共通の体験についてあれこれ言い合っているのを見てちょっと羨ましくなりました。

いや、正直言うと羨ましいというよりは嫉妬ですかね。こちらでPhDコースに入って苦労してPhDを取る、取った連中とは土台スタートが違うんですが、時折こういう考えてもどうしようもない思いに捕らわれます。まあ過去には「USでトレーニングを受けたポスドクを探したい、」なんてラボミーティングでボスに言われたなんてのもトラウマとしてあります。その時ボスに悪気はなかったと思いますが、正直な気持ちだったんでしょうね(笑)。

このOralというやつ、彼らのデパートメントでは自分のプロジェクトに関連のないトピックを立ててNIHのグラントに準じるようなプロポーザルを書き上げた上で委員会に選んだ複数のPIの前でプレゼンし、質疑応答をこなします。ほとんどの学生はパスするのに問題ないレベルなのですが、優秀であるが故により良くこなしたい、と誰もが思うようで、直前にはかなりのプレッシャーにさらされています。

それ故、一山越えた(終えた)連中はそれなりに共通の意識のようなものを持っているようです。自分のプロジェクトに関連しないトピックを選ぶことについては賛否両論あるようですが、自分のプロジェクトについてプレゼンするとなると、PIの立場が微妙になるから、なんて理由もあるようです。プレゼンではコミティから攻撃されるわけですが、コミティの一員でもあるPIに対する攻撃ともなりかねないから、ということのようです。

この山を越えても、PhDを取るまでには結局自分のプロジェクトと真剣に向かい合わなくてはいけないわけですからそれはそれで悩むことになります。事実みんな大いに悩んでいます(笑)。しばらく前に研究室とボスと学生の話題が出ていましたが、周りの学生を見る限り(うちのラボに限っては?)ボスからのプレッシャーや要求はあまりなく、奴隷にされることはない(笑)ようですが、自分自身でいかにコースを乗りきるか、が求められているように見えます。

学部が終わった時点でこっちの大学院に進学する、そんな選択肢を知っていたら、もしかして選んでいたら・・・いや考えても仕方がありませんね。今自分に出来ることをやるしかありません。アレ、なんだかすっきりまとめちゃった(笑)
by tomo_macintosh | 2007-05-03 16:28 | しごと