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復活なるか


by t-mac
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いつの間にやら新学期。子供は新学年。夏よりむしろ暑いこの頃。と思ったら急に涼しく。ブラックマンデー2008。曰く、未曾有の金融危機。あ、ご無沙汰しております。

コンサバをヨシとする当地にいると、世の中大して何も変わらないんじゃ、と思わされることが少なくないのですが、こと変わったなあ、と思えるモノが無いわけでもなく。それが自動車。自分が興味あるからだろ、という突っ込みは甘んじて受けます。プリウスがそこら中に繁殖しているのは前にも書いた気がしますが、ガソリン価格が少し戻したせいか、ガソリン価格高騰以前に戻った感じがします。昨今よく見かけるのは暴走プリウス(笑)。いや気のせいかもしれませんが。

先週のこと、ついに電気自動車のスーパーカーことTeslaを初めて目撃。(本社のHPをリンクしようと思ったらつながらないのでWikipediaにしておきます。だいじょうぶかテスラ?)どうやらここからほど近いサンタモニカにもサービスセンターがあるらしい(知らなかった)。何はともあれ、街中で初の接近遭遇です。金髪のお姉さんが運転していました。夜+携帯のカメラなんで酷い写真ですが。
テスラとクラリティとGT-R_c0064899_156674.jpg

その数日後、今度はホンダの燃料電池車、FCXクラリティに帰り道ばったり。おそらくはアメリカで最初にデリバリーされた数台のうちの一台かと。
テスラとクラリティとGT-R_c0064899_1562569.jpg

パッと見シビックの親戚のような顔をしていますが、フロントの強い光沢が只者じゃないぞ、という印象。
テスラとクラリティとGT-R_c0064899_1564913.jpg

なかなかに大柄のボディでした。居住性はたっぷりしてそう。
テスラとクラリティとGT-R_c0064899_1571246.jpg

ライセンスプレートの左側にCLARITYのロゴ、右下に菱形の圧縮水素?の表示、そしてその上の笛の断面図みたいなのがカープールレーンの通行許可ステッカーです。このあたりに「水素ステーション」があるんですかね。
テスラとクラリティとGT-R_c0064899_1572854.jpg

にしてもひどい写真で残念。光があれば悪くないカメラなんですが、暗いところではからきしダメなようです。シートはロゴ入りで質の良さそうなレザー製に見えました。良い感じです。日本では官公庁と一部企業だけだそうですね。

全く毛色は異なりますが、日産のGT-Rも今日、初めて目にしました。黒光りしてました。でかいお尻ですな。

あそうそうエキサイトブログ、大きめの写真だと表示されない気がするのは気のせいでしょうか。ライフログの画像も表示されたりされなかったり。アメリカからのアクセスだから?以前はそんなことなかったのに。
# by tomo_macintosh | 2008-10-06 01:57

遠くの友、近くの友

オリンピック、始まってますね。NBC(でアメリカ中心の放映)ですが、楽しんでます。柔道を全然見てないなあ。HDだと見えなくてもいいものまで見えて引いてしまうこともありますが、総じてキレイなので見ていて楽しいです。たまたまではありますが、今ラボ(オフィスではなくて)の中は日・中・韓。多分あまり興味のないアメリカ育ちの連中より自然と話題がオリンピックになるんですが、3人とも自国に対してあまり熱心ではないのが可笑しいです。

4〜5年前になるでしょうか、以前ボランティアでラボワークを手伝いに来ていたJC君から突然連絡があり、会うことに。どうやら、大学院か医学部に進学したいらしい。こういう手段が選べるのがこっちのいいところだと思います。学部卒で社会に出たけれど、自分のやりたいこととは違う、もっと違う形で社会に貢献したい・・・立派なもんです。

でもすんなり進学できるほどにはGREが良くない。経験もない。かといっていきなり(ウチの)ボスに当たってみるのも砕けてしまいそうで怖い(笑)。だから人の良さそうな外国人ポスドクにとりあえず探りを入れてみよう、とまあ少々口の悪い言い方ですがそんなところだと思います。「今、テクニシャンとして採ってもらえるかな?」

とりあえずは現状を正直に話して、今年後半から来年にかけて引越がありそう、その後の方がいいと思うよ、と。どのラボも今は資金繰りが厳しいですから、こういう将来へ向けて経験を積みたい若い人たちにとっても厳しい状況なのは残念です。実は彼、いまあの(ベッカムが所属する)LAギャラクシーの営業。毎月売り上げビリの人間はマスコット人形の罰が待っているんだ、なんて話を聞かせてくれました。

自分が通っていた大学には二部があり、一部の学生が4年でカリキュラムを終えるところを5年間でやっていたため、3年次から始まる実習などではよく顔を合わせるようになり、その中の何人かとは一部の同級生より仲良くなりました。そんな中の一人とはその後名古屋に出向した際にもしょっちゅう会うことになり、欠くことのできない友人の一人です。

それでも日本とアメリカの距離は遠く(笑)、年に数度電話で話すかどうか、というのが今の状況。2月に母親の一件で帰国した際にも結局連絡は取らずじまいでした。彼ら夫婦と我が家は唯一と言っても良いくらい4人が4人とも仲が良いのですが、なかなか会う機会がなく、お互い忙しいこともあってしばらく疎遠でした。

そんな彼と久しぶりに長距離・長時間電話。いろいろお互いのことを話しました。彼の仕事のこと、こっちの状況、お互いの家族のこと・・・全く何のためらいもなくいろいろ話せるのは彼くらいかもしれません。おかげでかみさんからは公認「愛人一号」と呼ばれています(二号もいる)。まあそう呼びたくなる気持ちも分からなくもありません(笑)。

状況は全く違いますし、関係も異なりますが、自分のことを憶えていてくれて連絡をくれ、お互いの話をする。そんな友人がいてくれるっていいもんだな、と思ったのでした。
# by tomo_macintosh | 2008-08-14 13:03

うずまき型 対 山型

一口にグリーンカード(永住権)と言っても、いろんな申請方法がありますし、いろんなステップがあります。Adjustment of Status/I-485の申請をすると、しばらくして指紋採取の呼び出しがかかります。ウチもやっとこのステップに到達し、本日指紋のスキャンに行ってきました。

呼び出しの手紙には住所と用意するもの(手紙とIDだけですが)、持ち込んではいけないもの(携帯、カメラ、飲食物等)が書かれてあるだけ。Google MapのStreet Viewで様子を見るとその近辺には何の変哲もない小さめのモールがあるだけ。どこにあるのかはっきりしません。というわけで、我が家にしては珍しく念のために1時間前に出発(7時!)しました。

場所はどういうわけか以前はダウンタウンだと思いこんでいたのですが、UCLAからそれほど遠くない、クルマで20分程度の場所です。Picoという東西に走る通り沿いにあり、La Cienega、Fairfaxという南北の通りに囲まれたエリアです。普段は全く行かないエリア…と思ったのですが、以前小さな追突事故の際、GEICOという保険会社の査定を受けた工場がすぐ近くでした。

I-140を受け取った時にはなぜか「おぉ、やっと来たか」という感じで、感激したと言うよりはホッとした気持ちの方が強かったのですが、今日は自分でもちょっと不思議なくらいいろいろ考えてしまいました(全然そうは見えなかった、と言われそうだけど)。朝、それも早朝の雰囲気って9時過ぎ、10時くらいとはだいぶ違う気がします。行き交うクルマのドライバーも皆仕事前、という面持ち。通りにもまだ人があまりいません。あのどことなく緊張した、清々しいような朝の気配、割と好きです。

先日iTMSで買った新しいバージョンのカリフォルニア・コネクションをカーステレオで聞きつつ、「あぁそういえば『この』カリフォルニアに居るんだよなぁ」などと思い、Olympic(という通り)を走っては「そういや来たばかりの頃レンタカーで信号無視して写真撮られたよなぁ」と思いだし、Picoに出てからは「そういえば渡米直後に産まれた子供の面倒を見にきてくれた母親を乗せてダウンタウンまでこの道を走ったなあ」などとしんみり。

着いてみると平屋の小さなモールの何の変哲もない一区画。ただ大きく"Application Support Center"とだけ看板が出ていました。予定の8時まではまだ15分ありましたが入口の前には10人弱の行列。人種はバラバラでラティーノとアジア系が主でした。日本の米国大使館ほどのセキュリティではありませんが、預かってくれるところはないので携帯はクルマに置いていかざるを得ませんでした。
うずまき型 対 山型_c0064899_1639815.jpg
何の変哲もないモールの一角にある

時間になると中から警備員が登場、注意事項を言い渡されました。時間になって中に入ると単に椅子が並べてあるだけの殺風景な部屋。一人一人記入する用紙をもらいます。椅子に掛けて名前や両親の名前やapplication numberなどを用紙に記入したら番号札をもらい、呼ばれるのを待つことしばし。一緒に入場した40代くらいの黒人のおじさんと妙にカジュアルな白人(50代?)の組み合わせがなぜか気になって仕方がない(笑)。いわくありげな黒人のおじさんに付き添ってきたやり手の弁護士?でも黒人のおじさんは慣れた様子で警備員と立ち話なんかしています。ますます気になる(笑)最終的には黒人のおじさんではなく、一緒にいたカジュアルな白人のおじさんが指紋と顔写真の手続きをしていました。いったいあれは??? 結局我々は15~20分くらいしてお呼びがかかりました。

別の区画に行っていよいよ指紋のスキャンです。この係官のおばちゃんがまた猛烈なロシア語訛り。3割くらいしか聞き取れません。古いタイプのATMマシンのようなスキャナで両手の指紋をスキャンしていきます。スキャンしながらおばちゃん係官は「いいかい、指紋には9種類の種類があって渦巻き型と山型が多い、おまえのは渦巻き型だ、あっちでやってるのは奥さんかい? 見てきてあげよう。こっちおいで、奥さんは山型よ。」なんて調子なものだから、こっちもついつい「へぇ面白いねえ。じゃあウチの息子はどっちだろう?」てな調子。スキャンはタバコの箱くらいのガラス面に指を押しつけられ、広い範囲がスキャンできるように指をロールさせられます。不明なエリアがあると赤枠で表示されるようで、やり直しをさせられます。全部の指をスキャンするまで結構な時間が掛かりました。

指紋が終わったら次は顔写真。念のためにカッターシャツを着て行って正解でした。これで全て終了。係官の態度はどうったか?みたいな簡単なアンケートを記入してはいおしまい。結局建物を出たのは45分くらいだったと思います。

最後におばちゃん係官、あとは待て、いつかはわからない、でもとにかく待て。とのことでした。かくして・まあ・たぶん・きっと・一歩前進。
うずまき型 対 山型_c0064899_1714721.jpg
駐車スペースは6台くらい?でも運が良くないと駐められないかも

# by tomo_macintosh | 2008-08-01 12:38

ム番組を生還したぞ

一部日本のメディアでも報道されたかもしれません。どっかで見かけました。ウチの学生もたまに動画投稿サイトで見かけてはウケてますが、アメリカ人にとって日本のバラエティ番組は一風変わって映るようです。風雲!たけし城がダビングを繰り返したかのような画質でマイナーなチャンネルで深夜に放映されているのを見かけたこともあります。懐かしかったw

おそらく業界にもあの手の番組が面白いと思う手合いがいるのでしょう、つい最近はじまったabcの番組がこれ。I survived a Japanese Game Show.
本格派神経科学ブログ、potasiumchの日記でも紹介されていますが、二番煎じであることを承知しつつ。

"a Japanese game show"ということはいくつか違う「日本の」番組が登場する予定なのだろうか? ちなみにこの「日本の」と言うときに蟹の様に人差し指と中指を立て気味にして握るような動作をすると完璧です。(と言って分かってもらえるだろうか?)
ム番組を生還したぞ_c0064899_1427337.jpg


「ム番組を生還したぞ」??? これわざとなんでしょうか。やる気ないんでしょうか。日本語をある程度分かるスタッフ、尋ねる相手、どちらもいないはずがないと思うんですが。ム番組って?? 馬鹿にしているというかハナからふざけてるというか。
ム番組を生還したぞ_c0064899_14274959.jpg


「本気(マジ)で」というのがどうやら「日本の」番組名らしい。
ム番組を生還したぞ_c0064899_14282032.jpg


観覧客は皆日本人のようです。かみさんによるとバイトに行った、という人の話がどこかに出てたとか。日本で見る方法はないのか尋ねていたそうな。
ム番組を生還したぞ_c0064899_14285079.jpg


司会役はトニー・サノという日系のタレントらしい。
ム番組を生還したぞ_c0064899_14291134.jpg


ゲームの参加者はみんなカタカナで名前が書かれたゼッケンをしています。
ム番組を生還したぞ_c0064899_14292419.jpg


ゲームの内容は30年前かよ、というようなもの。バカバカしい、というのを演出しているようです。
ム番組を生還したぞ_c0064899_14294019.jpg


アメリカ人にしてみれば面白い、とか馬鹿馬鹿しい、と思うのかもしれませんが、あまりにもアホらしくて見続ける気がしません。お笑い芸人みたいなタレントもいませんし。あと、キャプチャは撮っていませんが、出演者達が寝泊まりする、という設定の旅館のおかみが斉藤こずえ(=子役、と思う年代は限られるんでしょうねえ)なのだとか?!明日の晩、覚えていたら見て確認してみようと思います。
# by tomo_macintosh | 2008-07-10 13:34

背に腹は代えられない?

日本でもリッター170円を突破したようですが、こちらでもガソリンの値段は上昇を続け、昨日入れたガソリンは安いはずのコスコでさえ4ドル37でした。日本の値段で計算すると643円/ガロン!、アメリカの値段で計算するとリッター115、6円。あれ?なんだかアメリカのガソリンが割安かのような計算になってしまいましたが、去年くらいまではガロン当たり2ドル台だったことを考えると急騰、という言葉がぴったり。

3ドルを突破して随分高くなったモンだなあ、と感じていたものでしたが、さすがに平気で4ドル超となると運転していてもアクセルを踏む足に力が入りません(笑)。いやむしろこれまで大好きだった車の運転がある意味嫌になってさえきました。投機的につり上げられている?なんて話を聞くと更に嫌になります。

そんなわけで比較的遠距離を運転する場合は極力エコ運転を目指しています。なるべくアクセル開度一定、禁・急加速、60マイル程度(97km/h)を維持するような運転です。クルマの流れから外れてしまうのではと思われてしまうかもしれませんが、60マイルで運転しているとビュンビュン抜かれる一方でもっと遅いクルマがいるのも事実。

こんなご時世でも大型のSUVやスポーティカーでかっとんでいく(今どきかっとぶって言うんだろうか?)人たちもたくさんいて、イッタイ何を考えてるの?と思ってしまうのですが、そんな人たちばかりでもないようです。こんなことがありました。

ガソリンを入れたコスコは、大抵スタンドの所に行列が出来ていて5分から10分程度待つことになります。待っている間はアイドリングさせておいてももったいないのでエンジンを切るようにしているのですが、これまで他にそんな人は見かけませんでした。実際にはそんなことはありませんが、何となく白い目で見られているような気分だったのです。

ところが昨日は周囲で時折エンジンを始動させるセルモータの音がしょっ中していました。そう、順番待ちをしている間、エンジンを切っている人が結構いたのです。これには結構驚きました。普段節約なんてどこ吹く風、といった感じの人が多いように感じていたからです。さすがに自身の財布に響くとなるとなるべく節約しようという発想になるのでしょうか。いずれにせよ、ガソリン高騰も悪いことばかりでもないのかも。
# by tomo_macintosh | 2008-06-14 15:21 | くらし